イスラエルが、パレスチナ自治政府との合意・協定の全てに違反
7月 02, 2019 18:37 Asia/Tokyo
パレスチナ自治政府のシュタイエ首相が、「シオニスト政権イスラエルは、パレスチナ自治政府との間に調印した全ての合意・協定に違反している」とし、「イスラエルは自らの約束のいずれも遵守していない」と語りました。
エジプトの新聞アルヨウムッサービウによりますと、シュタイエ首相は1日月曜、パレスチナ・ラマラにおいてイギリスのジャヴィド内務相と会談した際、パレスチナ人に対するイスラエルの行動を批判し、「イスラエルは連日パレスチナ自治区を攻撃し、この地域の住民を逮捕しているほか、パレスチナ人の民家をも破壊し、彼らの資産を差し押さえている」と述べています。
また、「シオニスト政権当局は、パレスチナ独立国家の設立の破壊を目的に、ヨルダン川西岸の一部を占領しようとしている」とし、イギリスに対し1967年当時の国境による、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを中心としたパレスチナ独立国家を承認するよう求めています。
パレスチナ自治政府は1993年、オスロ合意に基づきシオニスト政権を正式に承認しましたが、同政権はこの合意に定められた条項のいずれも履行していません。
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