パレスチナ自治政府議長が、アメリカの仲介に反対
7月 04, 2019 17:56 Asia/Tokyo
パレスチナ自治政府のアッバス議長が、「パレスチナは、アメリカの一方的な仲介を受け入れない」と語りました。
ロシアのアラビア語チャンネル、ロシアアルヨウムによりますと、アッバス議長は、アメリカのクシュナー大統領補佐官が虚言を行っているとして非難し、「1993年のオスロ合意以来現在まで、アメリカによる仲介は実施されておらず、行われたとしてもアメリカはこれに参加していなかた」と述べています。
また、「ノルウェー・オスロでの協議は、アメリカに知られることなく8ヶ月間継続されていた」とし、「アメリカはパレスチナが初期段階の合意に署名したことを察知したとき、その時はじめてこの合意がアメリカの用紙に記されるべきだと提案し、その前にこの合意について何も知らなかった」と述べました。
さらに、「アメリカは、交渉の前段階の準備として、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とする独立国家パレスチナ結成の方法を正式に承認する必要がある」と語っています。
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