国連機関、「ISISはイラク・ファルージャの民間人を人間の盾に利用」
May 31, 2016 22:30 Asia/Tokyo
国連機関が、テロ組織ISISはイラク・ファルージャの民間人を人間の盾として利用しているとしました。
ロイター通信によりますと、国連難民高等弁務官事務所のスピンドラー報道官は、31日火曜、「ISISはファルージャで数百世帯の家族を人間の盾として人質にとっており、彼らを人間の盾として利用しているという報告が存在する」と語りました。
スピンドラー報道官はまた、「1週間前にファルージャ解放作戦が始まったときから、およそ3700人が避難している」と述べました。
さらに、「国連難民高等弁務官事務所は、この中で数名が死傷していることを示す報告を手にしており、ある報告によれば、28日土曜、爆撃の中で一家7人が死亡した」としました。
大規模なファルージャ解放作戦は、先週はじめ、イラクのアバディ首相の指示により開始しました。
現在、イラク軍は作戦の第3段階に入っています。
この作戦に、イラクの軍と警察、義勇軍、部族勢力が参加しています。