隣人の権利;イスラム預言者の重要な奥深い文言
4月 07, 2024 14:45 Asia/Tokyo
イスラム教では隣人の権利が非常に重視されており、近隣住民との正しい交流により、1つの地区の構成員の進歩成長にとって好ましく、かつ見事な環境が出来上がり、その結果として社会が形成されるとしています。
この記事では、隣人の権利および隣人との関わり方について、イスラム教の預言者ムハンマドが語った重要かつ貴重な文言が述べられています。
預言者ムハンマドは、隣人に対する権利について、自らの教友らに対し次のように語りました。
「隣人が他の隣人に対して持つ権利とは、自分の隣人が病気になったら見舞いに行き、亡くなったら葬儀に出席し、金銭を貸してほしいと頼まれたなら貸し与えることである。祝い事の時には隣人の幸福を祝福し、隣人が悲しみや災難の渦中にある時には労り慰めてあげなさい。隣人にも風が当たるよう、自分の家を隣人の家の高さより高くすべきではない。果物を買ったなら、その一部を分け与えなさい。もしそうしなかったなら、それをこっそり家の中に運びなさい。その果物は、自分の子供に与えてはいけない。なぜなら、隣人の子供に果物を見せびらかして彼らの気を悪くさせるからである。また、あなたが自分の食物の一部を隣人に分け与えないならば、自分の家の食物の匂いが隣人の迷惑にならないようにしなさい」
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