アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が、アルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフにおいて複数の村落を奪還したことを明らかにしました。
アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地で、ナゴルノカラバフ共和国(別名アルツァフ共和国)の大統領を自称するアライク・ハルチュニャン氏が、「シオニスト政権イスラエルは、ナゴルノ・カラバフで大量虐殺に加担している」として非難しました。
アルメニアのパシニャン首相が、ナゴルノ・カラバフ紛争をめぐり、イランが平和と平穏の確立に向けて建設的な働きかけを行なっていることを歓迎しました。
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、ナゴルノ・カラバフ地域で起きているアルメニアとアゼルバイジャンの衝突に触れ、「イランは、タクフィール主義者たちのようなやり方で人が殺されることを認めない」と強調しました。
アゼルバイジャン大統領補佐官が、ナゴルノ・カラバフでの停戦合意に違反したとして、アルメニアを非難しました。
アゼルバイジャンのアリエフ大統領が、同国軍が係争地ナゴルノ・カラバフでアルメニアに占領されていた13の村落を奪回した、と主張しました。
アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノ・カラバフをめぐる戦闘で、アルメニアは18日日曜、2度目の「人道的停戦」にアゼルバイジャンが違反したと非難しました。
イラン北西部に隣接する2国、アゼルバイジャンとアルメニア間の衝突により、この両国に国境を接するイラン側の住民数千人が家を失っています。
アルメニアは17日土曜夜、アゼルバイジャンとの間で新たな停戦協定を結んだことを発表しました。
アゼルバイジャン外務省が、「イラン政府は、地域の平和確立に自らの役割を惜しむことなく、また地域での平和と安定の確立を支持している」と表明しました。