Pars Today
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、アメリカとの制裁解除をめぐる間接協議が今週、ペルシャ湾岸諸国のうちの一国で開催されることを明らかにしました。
EUのボレル外務安全保障政策上級代表が、「対イラン制裁の解除をめざす協議が数日中に再開される」としました。
イラン安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、アメリカが約束を破り核合意から違法に離脱し、同国および西側へのイラン国民の不信感増大につながったとして、「我々は核合意内の全責務を履行してきており、現在も現在、堅固で信頼できる永続的合意を追求している」と強調しました。
EU欧州連合のボレル外務安全保障政策上級代表がテヘランを訪問し、25日土曜アミールアブドッラーヒヤーン外相と会談しました。
EU欧州連合のジョゼップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表がテヘラン訪問を間近に控えて、「核合意完全実施に復帰する唯一の道は外交だ」と強調しました。
アメリカの宗教指導者25人が声明を発表し、自国政府に対して核協議への復帰と、イラン国民に向けた制裁の解除を求めました。
ラブロフ・ロシア外相は、国際通信イランプレスに対し、「核合意におけるイランの立場を過不足なく支持する」としました。
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、ボレルEU外務・安全保障政策上級代表との電話会談で、「わが国は、成果に軸足を置く論理的な協議を常に歓迎してきた。だが、恒久的で良好な合意の達成には、相手側が矛盾や二重基準をはらんだ自らの行動をやめる必要がある」と強調しました。
米紙ニューズウィークは、バイデン米大統領に核合意の復活を勧告し、「米大統領はサウジアラビア訪問ではなく、イランの石油を世界市場に戻すために必要なあらゆる措置を講じるべきだ」と強調しています。
イラン原子力庁のエスラーミー長官は、「イランはIAEA国際原子力機関と緊張状態にあったことはなく、今もない」と語りました。