イラン外相、「相互の理解・利益があれば合意到達は可能」
7月 06, 2022 18:01 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、EUのボレル外務安全保障政策上級代表と行った電話会談についてツイートし、「相互の理解および利益があれば、合意への到達は可能である」としました。
制裁解除を目指しイランとアメリカがモラ欧州対外行動庁事務次長を調整役として間接的に行ったドーハ協議は、ウィーン協議の3ヶ月半におよぶ休止を経て先月28・29日に実施されました。
ウィーンでの協議は、イラン側のイニシアチブにより進展を見せていたものの、西側の引き伸ばし、特にアメリカのバイデン政権が前政権による違法措置の補償を先送りにして最大限の圧力政策を継続していることで、核合意復帰への同国の真剣さが疑問視され、対話プロセスが長期化していました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は、5日火曜にボレル上級代表と行った電話会談についてツイートし、「我々は、堅固で永続的な合意へ到るために交渉する準備が依然としてある」としました。
そして、「合意成立を望むか、一方的な要求を主張し続けるか決定すべきは米国側である」と続けました。