Pars Today
EUのボレル外務・安全保障政策上級代表が、対イラン核合意に対するヨーロッパの約束違反やアメリカの離脱には触れずに、「核合意は死んでいないが、現在は停止している」と述べました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、アメリカの強引な政策や一方的な制裁行使は失敗ものだ、としました。
エスラーミー・イラン原子力庁長官が、IAEA・国際原子力機関のグロッシ事務局長がイランの平和的な核活動に関してプロといえない稚拙な行動をしているとして批判しました。
オーストリア駐在のバーゲルプール・イラン大使が、「ヨーロッパは核合意に関するアメリカのアプローチに同意しておらず、アメリカとは異なり、同合意の早急で完全な復活を強調している」と語りました。
ロシアのラブロフ外相が西側諸国に対し、制裁解除を目指す対イラン協議を再開するよう要請しました。
カタールのムハンマド外相が、イランとの核協議に関わっている全当事者に対して、交渉の席に戻るよう求めたとしました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、カタールのムハンマド外相と行った共同記者会見で、「核合意当事者である相手側から、ムハンマド外相を通じて複数のメッセージを受け取った」と述べました。
IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長は、「イランは核兵器を製造していない」と語りました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、「制裁解除を目指す交渉のプロセスが良好であったにも拘らず、交渉内容の総括におけるヨーロッパの行動の遅れは結論到達を妨げた」としました。
アメリカのマレー・イラン担当特使が、同国のイランに対する敵対的政策の続きとして、「イラン産石油の輸入を停止するよう、中国に圧力をかけることになるだろう」と述べました。