イラン外相、「核協議を総括する準備整う」
(last modified Wed, 22 Feb 2023 11:51:59 GMT )
2月 22, 2023 20:51 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒャーン外相とイラクのフアード・フセイン外相
    イランのアミールアブドッラーヒャーン外相とイラクのフアード・フセイン外相

イランのアミールアブドッラーヒャーン外相は、「わが国は外交の道における交渉を歓迎し、良好で恒久的な合意に至るべく協議を総括する準備ができている」としました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は、イラクの首都バグダッドで、同国のフセイン外相と共同記者会見を行い、「イラク政府は、対イラン制裁解除を目指す交渉、オーストリア・ウィーン協議、そして核問題を巡る協議の総括のために肯定的かつ建設的な行動をとってきた」としました。

また、「イランは、自国のレッドラインやこれまでに行われた協議を基盤に、ウィーンでの協議の総括に向け、歩みを進める意向がある。とはいえ、一部のアメリカ政府関係者からは矛盾したメッセージや言葉が発されている」と語りました。

さらに、「イランは原爆や核兵器を獲得しようとしておらず。これに関するイランイスラム革命最高指導者の教令が存在する」とし、「IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長が今後数日に予定されているイラン訪問において、技術的な見解をもって、政治的感情から離れることで、イランとの間にある問題の解決について合意に至るよう希望する」と述べています。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はまた、わが国は、イラク領内からの外国軍の追放・撤退を求める同国議会の決議を実施する上で、イラクの政府や国民を支持する、と語りました。

 


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