イラン外相、「米の制裁行使政策は失敗もの」
(last modified Sun, 05 Feb 2023 08:30:37 GMT )
2月 05, 2023 17:30 Asia/Tokyo

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、アメリカの強引な政策や一方的な制裁行使は失敗ものだ、としました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はキューバの首都ハバナで現地時間の4日土曜、同国のロドリゲス外相と会談し、「2022年7月のキューバでの出来事は、制裁は効力がなく、アメリカ側が騒乱の扇動により自らの悪しき目的を追求していることを示した」としました。

一方のロドリゲス外相もこの会談において、イラン代表団のキューバ訪問を歓迎し、今回の訪問は全面的な経済封鎖下にあるキューバに対するイランの支援に感謝する機会である、としました。

また、イランに対する一方的な制裁や同国への内政干渉を非難すると共に、「キューバは平和目的の核エネルギー獲得という各国の権利を支持する」と語りました。

この会談で両者はまた、両国の問題や国際問題について話し合いを行いました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、現地時間4日夜、キューバ・ハバナに到着し、同国外務省の国際担当局長の歓迎を受けたほか、同国のディアスカネル大統領やリカルド・カブリサス副首相とも個別会談し、協議を行いました。

イラン外相は、キューバ訪問の前にもニカラグアやベネズエラを訪問し、この2ヶ国の政府関係者と特に経済協力を初めとする2国間の関係拡大の方法について協議しています。

 


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