Pars Today
ロシアのリャブコフ外務次官が、「イランはJ核合意復活に関連する協議を迅速にまとめる準備ができている」と述べました。
ロシアのある外交筋が、米国のマレー・イラン担当特別代表の声明に反論し、「米国がJCPOA包括的共同行動計画(通称:核合意)復活の道筋から外れる行為をやめるべき時が来た」と語りました。
ロシア外務省不拡散・軍備管理局のウラジーミル・イェルマコフ局長が、アメリカは違法に核合意から離脱したと指摘して、「イランは長年にわたり、IAEA国際原子力機関の加盟国の中で最も核関連責務を守ってきた国となっている」と強調しました。
在ウィーン国際機関のナズィーリーアスル・イラン代表が、制裁解除を目指す協議が成果に至らなかった責任者はアメリカである、としました。
EUのボレル外務・安全保障政策上級代表が核合意に関して、アメリカが違法に離脱し欧州が定められた責務を履行しなかったことには触れずに、「協議は正しい方向に進んでいない」と主張しました。
米イラン担当特使のロバート・マーリー氏は、「米政府がいま注力しているのは、イラン国内の騒乱であり、核合意復活協議は追求課題にない」と述べました。
イランのライースィー大統領が、自国は核協議における立場を論理と弁証をもって説明しているとし、「米国は協議について決断を下すべきだ」と述べました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「我が国に対する圧政的な制裁の解除を目指す協議は、正しい道筋に沿って進んでいる」と述べました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、制裁解除を目指す交渉の最新情勢について、「核合意の問題のひとつに、義務は明確になっているものの、制裁解除が明確に記されていないことがある」と述べました。
在オーストリア・ウィーン国際機関のウリヤノフ常駐代表が、「対イラン核合意を白紙に戻す口実は存在しない」と語りました。