イラン外相、「我々は協議の席を立つことはない」
12月 07, 2022 18:16 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、自国が協議の席を立つことはないと強調し、「我々には制裁を解除するために他の当事者らと協議する義務がある」と述べました。
国際通信イランプレスによりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は6日火曜、訪問先のボスニア・ヘルツェゴビナ首都サラエボにて同国在留のイラン人らと行った面会で、「イランは持続的な経済の発展に注力している」と述べました。
続けて、イランに対して長期間行われている制裁について触れ、「敵は、我々の防衛力を増強させないように40年以上も制裁を行ってきたが、イランはまさにこの点において、最高の成果を挙げることができた」と説明しました。
さらに、「我々は今日、最も厳しい制裁下にありながら、国の領土や独立の防衛において、最高の設備や武器を手にしている」としました。
また、「敵は、イランの平和的核計画をその路線から逸らせようとしたが、今日、我々はこの分野において大きな進歩を遂げ、医療分野においてはガン治療などに関連する医薬品の大量生産を行っている。このことは、輸出業者や他の特別な病気を患う人々の注目も集めている」と指摘しました。
その上で、「我々は、協議の席を立つこともなければ、その席で1つの事柄と引き換えに10の事柄を譲歩することもない」と強調しました。
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