イラン外相、「制裁や干渉に対処」
(last modified Sat, 10 Dec 2022 07:30:17 GMT )
12月 10, 2022 16:30 Asia/Tokyo
  • イランのアミールブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールブドッラーヒヤーン外相が、EUのボレル外務安全保障政策上級代表と電話会談し、「制裁や干渉に対処する」と強調しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は10日土曜、SNS上で、ボレル上級代表との対話について、「アメリカとヨーロッパ3カ国(英独仏)は、圧力行使により協議でさらなる利権を獲得できると考えるのなら、それは絶対に間違っている」と語っています。

違法な対イラン制裁の解除に焦点を当てた協議は、イラン代表団の率先的行動により、一連の進展を見せていました。

しかし、西側関係国、特にバイデン米政権が、トランプ前政権の違法行為の影響の補償を先延ばしし、「最大限の圧力」政策を継続していることから、核合意復帰へのアメリカの真意に疑問符がつけられるとともに、交渉のプロセスは長期化しています。

対イラン制裁解除協議に参加している国々のほとんどは、この協議の早期妥結を望んでいますが、最終的な合意に到るには、残された複数の重要な問題に関してアメリカの政治的決定が待たれています。

イランは、アメリカが現実を見すえて行動するならば、オーストリア・ウィーンでのこの協議は合意に到る可能性があるとしています。

 


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