Pars Today
米上院のリンゼイ・グラハム議員が広島・長崎への原爆投下を引き合いに出して、シオニスト政権イスラエルへの武器支援を主張したことについて、日本国内で懸念や困惑が広がっています。いかなる核兵器の使用にも反対する立場の日本政府は、このグラハム議員の発言に対して「遺憾の意」を表明しましたが、米側には響いていません。
広島と長崎への原爆投下78周年記念式典でのメッセージやスピーチで、アメリカが犯罪者扱いされなかった一方で、ロシアに鋭い批判の矛先が向けられました。
世界で初めての原爆投下から78年目を迎えたのに際し、専門家らは、アメリカによる日本の広島・長崎への原爆投下の教訓が忘れ去られており、そのような状況の中で、核保有大国間での緊張の高まりが核軍縮をほぼ不可能なものにしているとしました。
アメリカ政府は、広島と長崎への原爆投下から数十年後に、この多くの人々を殺害した行為を「核実験」としていました。
米ワシントンDCにあるスミソニアン航空宇宙博物館で、2025年に行う展示内容の刷新に合わせて、アメリカによる日本の広島・長崎への原爆投下に関する資料も展示する計画が進んでいます。
被爆地の広島市と長崎市の両市長が岸田総理大臣と面会し、5月のG7広島サミットの開催に合わせて、各国首脳による原爆資料館の視察や被爆者との対話などを実現するよう要請しました。
ことしの長崎原爆の日の平和祈念式典について、広島市に続いて長崎市の田上市長も、世界情勢を踏まえて来賓としてロシアとベラルーシの駐日大使に招待状を送らない考えを明らかにしました。
佐世保、岩国、三沢の各在日米軍基地の新型コロナウイルス新規感染者数が発表されました。
長崎県大村市の長崎空港に、合格祈願などの願い札をつり下げる大きな絵馬が設置されました。
長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像の引渡し問題をめぐり、韓国のテジョン(大田)高裁が、観音寺側が示した控訴審への補助参加の受け入れを決定しました。