ヨルダン川西岸で、イスラエル軍の攻撃により新たにパレスチナ人数十名負傷
7月 16, 2022 16:42 Asia/Tokyo
パレスチナ・ヨルダン川西岸で、シオニスト政権イスラエル軍が新たに複数の地区を攻撃し、パレスチナ人数十名を負傷させました。
イルナー通信によりますと、パレスチナ筋は、シオニスト政権軍が15日金曜夕方、ヨルダン川西岸にある村でパレスチナ人のデモ隊を攻撃し、少なくとも5人を銃撃し負傷させた他、ほか数十人も催涙ガスの吸引による被害を受けた、としています。
また、ヨルダン川西岸ナブルス南部の複数地区での同様なデモにおいても、少なくともパレスチナ人22人がシオニスト軍によって負傷しています。
ヨルダン川西岸はこの数ヶ月間、シオニスト政権による占領行為や違法な入植地建設に対するパレスチナ人の抗議運動が相次いでいます。
シオニストは自らの拡張主義的な目的達成のために、連日パレスチナ人の居住区を攻撃し、彼らを殉教または負傷に追い込み、あるいは、逮捕・投獄しています。
また、パレスチナ・アルヤウム通信によりますと、ヘブライ語の各メディアは15日夕方、ヨルダン川西岸セルフィットにあるシオニスト入植地付近の軍事検問所で、パレスチナ人青年による対シオニスト抵抗作戦によりシオニスト軍兵士1人が負傷した、と報じています。
これ以前に、パレスチナの各抵抗グループは、パレスチナ人に対するシオニスト軍のあらゆる攻撃について警告し、これらの侵略に対する唯一の対抗策は対シオニスト抵抗作戦の継続である、と強調していました。