米大統領とサウジ皇太子の会談が批判の矢面に
-
バイデン米大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子
米FOXニュースのウェブサイトが、「バイデン米大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子の初会談がSNS上で大炎上しており、大きく非難されている」と報じました。
バイデン氏は13日水曜、シオニスト政権イスラエルの占領地に入りました。15日金曜にはベツレヘムを訪れ、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、その後、次の訪問国・サウジアラビアへ向かいました。
バイデン氏は16日土曜には、サウジアラビア・ジッダでペルシャ湾岸協力会議の加盟6カ国とエジプト、ヨルダン、イラクが参加する会議に出席する予定です。
ムハンマド皇太子は、アメリカの治安当局から、トルコで発生したサウジの反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏殺害事件の首謀者とみなされています。
バイデン氏とムハンマド皇太子の会談は改めて、人権の主張は空虚で一時的なジェスチャーでしかなく、ガソリンの価格を数セント下げるためには、国際世論の面前でぬけぬけと、イエメンでの数千人もの無辜の民の殺害の首謀者に面会することも可能であることを示した形となりました。
FOXニュースのサイトはまた、「米紙ワシントンポストの執行主任フレッド・ライアン氏は、バイデン大統領とムハンマド皇太子との初会談を恥ずべきものだとした」と報じました。
ワシントンポストはまた、「サウジ当局は当初、ワシントンポスト紙の記者2名を、事前に予定されていた記者会見の場から締め出した。彼らはその後、米ホワイトハウス当局のとりなしにより、会見への出席を許された」としています。
米カリフォルニア州選出のアダム・シフ下院議員はツイッターで、「バイデン大統領とサウジ皇太子の初会談は、どれだけ言葉を並べてもひどかった」としました。
米MSNBCのジャーナリスト、メフディー・ハサン氏はツイッターで、「過去6ヶ月間において、バイデン氏とアメリカは、ロシアと同国のプーチン大統領を、人権問題や違法な戦争、専制主義的な行動を理由に強く非難してきた。しかし、そのアメリカは現在、二重基準の政策を踏襲しており、それは完全に露呈している」と語りました。
米ホワイトハウスは、バイデン氏とムハンマド皇太子の戦略的な協力を擁護し、「バイデン大統領はサウジとの和平を求めている」と表明しています。

