イエメンで、侵攻開始以降に8000人の子どもが死亡
8月 14, 2023 16:21 Asia/Tokyo
イエメン救国政府のアル・デイラミ人権担当大臣が、「2015年3月にサウジアラビア・UAEアラブ首長連邦を中心としたアラブ連合軍によるイエメンへの侵攻が始まって以来、同連合軍の直接攻撃により8,000人のイエメンの子供たちが命を落とした」と語りました。
ファールス通信によりますと、アル・デイラミ大臣は「サウジ主導アラブ連合軍は相変わらず、イエメンの子どもたちに対する犯罪に手を染め続けている」と述べています。
また、「直接・間接的なイエメン人の子どもの殺害は、今なお続いている」とし、「国際人権機関は、イエメンの子供たちのために何ら行動を起こしていない」としました。
サウジアラビアは、アメリカやUAE及びそのほかの複数の国の支援を受けて、2015年3月よりイエメンに対する軍事攻撃に踏み切り、同国を全面的に封鎖しました。
サウジとその同盟国によるイエメン侵攻により、これまで数十万人のイエメン人が死傷したほか、400万人以上が住む家を失っています。
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