トルコ大統領、「ウクライナ穀物輸出合意の週内の文書化に期待」
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トルコのエルドアン大統領
トルコのエルドアン大統領が、ウクライナからの穀物輸出再開に関する合意が週内に文書化されるよう期待する、としました。
ロイター通信が20日水曜、トルコ・アンカラから報じたところによりますと、エルドアン大統領は同日、イランから帰国する機内で「ウクライナからの穀物輸出再開に向けてロシア、ウクライナ、トルコ、国連が先週の協議で大筋合意した内容が、今週中に文書化されることを望む」と述べています。
トルコ大統領府によりますと、エルドアン氏は「数日内に計画が実行に移されることを望んでいる」と語りました。
またイスナー通信によりますと、エルドアン大統領はテヘランで開催されていた第7回アスタナ・プロセス保証国会合から帰国後、「アスタナ和平プロセスの3つの保証国であるトルコ、イラン、ロシアは、シリア危機に関して一部の対立を抱えているものの、テロとの戦いという共通の目的を有している」と述べています。
トルコ・イスタンブールで先週開催した4者協議では、輸出航路の安全確保などで合意があり、エルドアン氏は最近のイラン訪問中もロシアのプーチン大統領と会談しています。
この問題について、国連のファルハン・ハク事務総長副報道官は20日、詳細には触れなかったものの、「グテレス事務総長は休暇中だが複数の首脳と電話で協議するなどしてこの件をできる限り進展させようとしている」と述べました。
第7回アスタナ・プロセス保障国会合はイラン政府の主催により、19日火曜夜、イラン、トルコ、ロシアの首脳らの参加により、テヘランで開催されました。
カザフスタン旧首都、現ヌルスルタンから名前が取られたアスタナプロセスは、2017年1月よりイランのイニシアチブおよび、ロシアとトルコの協力により、シリアでの和平確立を目的に開始されました。

