国連が、イスラエル核兵器への反対決議を採択
10月 31, 2022 19:05 Asia/Tokyo
国連総会第一委員会が、シオニスト政権イスラエルの核兵器に反対する決議を採択しました。
イスラエルは西アジアで唯一、核兵器を保有する政権であり、アメリカの支援によって、自身の核兵器計画を国際的な監視の目から遠ざけてきました。
シオニスト政権には数年前から、100~200発の核弾頭を保有しているとのうわさが囁かれてきました。専門家らはさらに、保有数は現在までにこの2倍に膨れ上がっていると見ています。
ファールス通信によりますと、国連総会第一委員会は30日日曜に決議を採択し、その中で、イスラエルの保有する核兵器の可視化、同政権のNPT核不拡散条約批准、同政権の核施設をIAEA国際原子力機関の保障措置下に置くことの必要性を強調しました。
この決議ではさらに、イスラエルが核兵器の製造、実験、入手を慎まなければならないことも強調されました。
同決議には、イランを含む152カ国が賛成票を投じました。
国連総会第一委員会は今月28日にも、170カ国からの賛成を得て、西アジアの非核化実現を求めています。
国連はこれまで複数回にわたり、イスラエルの核兵器に反対する決議を採択していますが、そのすべてはパフォーマンス的要素を帯びています。
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