サウジ王子らが麻薬密輸に関与
(last modified Sun, 13 Nov 2022 08:53:44 GMT )
11月 13, 2022 17:53 Asia/Tokyo
  • サウジ王子らが麻薬密輸に関与
    サウジ王子らが麻薬密輸に関与

サウジアラビアのある情報筋が、同国での麻薬摂取の増加や、麻薬密輸におけるサウジ王子らの関与について明らかにしました。

ニュースサイト「ハリージ・アルジャディード」によりますと、2015年から2019年の間、世界で発見されたアムフェタミン系薬物(通称:カプタゴン)の45%がサウジアラビアで見つかったもので、同国の王室や治安部隊がこの薬物の流通に関与しているということです。

サウジ内務省の公式推測によれば、同国の麻薬摂取者は20万人に達しています。

サウジは、西アジアで最大の麻薬使用国、世界で第3位の麻薬使用国です。同国の法律では、麻薬の使用や密輸は死刑にあたりますが、これは、一般市民や外国人移民のみに適用され、法的訴追を免除されている王室のメンバーには適用されていません。

また、麻薬の摂取は、サウジの都市部の市民、特に18歳~29歳の市民の間で増加しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem