6月 19, 2016 22:26 Asia/Tokyo
  • 「サウジアラビアは、テロ組織ISISの精神的な父」

イラン国会・国家安全保障・外交政策委員会の委員が、「サウジアラビアは、テロ組織ISISの精神的な父である」と語りました。

イラン国会・国家安全保障・外交政策委員会のジャマーリー・ノウバンデガーニー委員は、イラン国会通信とのインタビューで、「イランは中東で破壊的な役割を果たしている」とする、アメリカとサウジアラビアの反イラン共同声明に関して、「サウジアラビアは、テロ組織ISISの精神的な父である」と語りました。

ジャマーリー・ノウバンデガーニー委員はまた、「アメリカのクリントン前国務長官は、自伝の中で、アメリカがISISを誕生させたことを認めている。その為イランをテロの支援国と呼び、地域諸国の関係に介入していると非難するのは、問題をはぐらかす行為だ」と語りました。

更に、中東の不安定の主要原因は、アメリカとサウジアラビアにあるとし、「これらの国々が中東地域に作り出した情勢不安定により、イランは地域で力のある国となっている」と語りました。

また、「サウジアラビアは富と財力を持つ為に、地域で完全に利己的で高慢な役割を演じ、自らを地域の憲兵だと考えている。しかし、このような中でイランは以前から地域の安定支持国であり、常に地域の国々に友好の手を差し伸べてきた」と述べました。

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