バーレーンが、2月14日の革命記念日に合わせて若者らを逮捕
2月 14, 2023 17:57 Asia/Tokyo
バーレーンの市民革命から12周年を迎える14日火曜、同国のハリーファ政権が多数の若手政治活動家を逮捕しました。
バーレーンの通信社アルヨウムによりますと、ハリーファ政権は、14日の革命記念日に同国西部において、政治的活動を行う多数の若者を逮捕しました。
国際人権NGOのアムネスティ・インターナショナルは、これに先立ち発表した声明において、バーレーンでの民衆蜂起から12年間を迎える現在、意図的な弾圧が増加し、政治的圧制によって平和的なあらゆる抗議活動や表現の自由といった権利が事実上ないも同然になっていると指摘しています。
バーレーンでは2011年2月14日以降、ハリーファ政権に対する市民の蜂起が続いており、同国の人々は、自由、正義の確立、差別の撤廃、国民が選挙で選んだ体制の樹立を求めています。
これまでのバーレーンで起きた民衆蜂起では、数千人に上る人々が殉教または負傷しました。ハリーファ政権はこのほかにも、数千人を逮捕・拷問したほか、数百人のバーレーン人の国籍を剥奪しています。