シリアでISISのテロ攻撃により53人死亡
2月 19, 2023 17:51 Asia/Tokyo
テロ組織ISISがシリアでテロ攻撃を行い、53人が死亡しました。
シリア中部ホムス県の東側を占めるタドマル郡の荒野や市郊外では、同国からのテロ組織掃討より数年経つにもかかわらず、現在も定期的にISISの攻撃が目撃されます。
シリア情報筋は18日土曜、ホムス市東部の(タドマル郡に近い)郊外でキノコ狩りをしていたシリア人がISISのテロ攻撃を受け、少なくとも53人が死亡したと伝えました。
この事件でISISのテロリストらは、民間人を直接狙って機関銃を連射しました。状況証拠からは、これらの犠牲者の一部は公開処刑のような形で殺害されたと見られています。
地元情報筋によれば、死亡者には軍将校1人およびシリア国際高速道路の警備員2人が含まれていたということです。
シリア危機は、シオニスト政権イスラエルに有利となるよう地域バランスを変えるため、サウジアラビアとアメリカ、さらにその同盟諸国の支援を受けるテロ組織による2011年の大規模な侵攻から始まりました。
シリア軍は、イラン軍事顧問の助けやロシアの支援を受けて、自国のISIS問題を終結させることができました。また現在、他のテロ組織も掃討されつつあります。