シリア東部の米軍基地2箇所へロケット弾攻撃
3月 25, 2023 19:04 Asia/Tokyo
シリア北東部にある2つの米軍基地が、ロケット弾攻撃を受けました。
サーベリーンニュースはこれに関連して、「シリア東部デリゾール州にあるウマル油田内の違法な米軍基地が、ロケット弾攻撃を受けた」と報じています。
アメリカ国防総省も、デリゾール州内にある米軍基地が攻撃された事実を認めました。
一方、デリゾール州コニコにあるもう1箇所の米軍基地もロケット攻撃を受け、基地内でミサイル攻撃の警報サイレンが鳴り響きました。
シリア国内にある米軍所属の標的に対し行われている最近の攻撃で、米軍は人的・物的損失を受けています。
アメリカ国防総省は、シリア領内の米軍基地が受けた過去2日間の空爆の際、その対空防衛システムが機能しなかった事実を認めました。
オースティン米国防長官は24日金曜、「米軍は、シリア領内の基地に配備された対空防衛システムがロケットと無人偵察機の攻撃になぜしかるべく反応しなかったかの原因がわからないため、これに関する調査を開始した」と発表しました。
米軍とその関連テロリスト因子は、シリアの北・東部に長期にわたり違法に駐留しており、同国の石油と小麦といった資源を略奪しているのに加え、シリアの国民と軍隊に対する攻撃も行っています。