国連で、パレスチナ「ナクバの日」の式典が初開催
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抑圧されているパレスチナ人がシオニスト政権イスラエルより「民族浄化」の対象とされてから75年目を迎えた記念式典が、同政権とアメリカの圧力を受けながらも、国連で初開催されました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
May 16, 2023 14:12 Asia/Tokyo

抑圧されているパレスチナ人がシオニスト政権イスラエルより「民族浄化」の対象とされてから75年目を迎えた記念式典が、同政権とアメリカの圧力を受けながらも、国連で初開催されました。

今から75年前の1948年5月15日は、シオニスト政権軍によるパレスチナ人の強制移住が行われた日で、パレスチナ人はこの日を「ナクバ(大惨事)」と呼んでいます。

ナクバの日はパレスチナ人にとって、自分たちの土地がシオニストに占領・没収され、同胞数十万人が住んでいる家から追放されたという、辛い記憶を思い起こさせる日です。

イルナー通信によりますと、「ナクバの日」の記念式典は15日月曜、米ニューヨークにある国連本部で初めて開催されました。

しかしアメリカとシオニスト政権イスラエルは、今回の式典開催の数日前からロビー活動を行い、問題の政治的解決に向けた努力を妨げると主張しながら、各国に参加しないよう働きかけていました。イスラエル民放テレビ「チャンネル10」もこれに関連して、シオニスト政権外務省とそのエルダン国連大使が同式典への大使・当局者の参加を阻止しようと画策していたと報じています。

国連のローズマリー・ディカルロ政務平和構築支援担当事務次長は開催された式典において、OCHA国連人道問題調整事務所の報告を引用しながら、占領下のヨルダン川西岸において昨年、これまでで最も多くのパレスチナ人が殉教したことを指摘しました。

その上で、「我々は、パレスチナの人々が持つことが明らかな自決権への支持・支援や地域における公正・包括的・永続的な平和の推進という、国連の約束を強調する」としました。

さらに、シオニスト政権の行うパレスチナ占領の終結という国連の立場は明確なものであるとしながら、「パレスチナ人は、公正で尊厳をもった生活を送る権利がある」と述べました。

一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長は、今回の国連における「ナクバの日」式典開催について、「パレスチナ国民に対してシオニスト政権が行う不公正を国連が認めた証だ」としました。

同議長は、パレスチナ国民の苦しみや現在抱える問題の直接の責任がイギリスやアメリカにあると考えています。

一方、今回の「ナクバの日」式典に合わせて、一部のパレスチナ支援団体が15日から、抑圧されているパレスチナ国民を支持する集会をニューヨークで開いています。

 


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