シオニスト入植者らが、「旗の行進」でアクサーモスクに侵入
(last modified Thu, 18 May 2023 09:13:40 GMT )
May 18, 2023 18:13 Asia/Tokyo

パレスチナの聖地ベイトルモガッダス・エルサレムで、シオニスト入植者数百人が、イスラエル軍の後援を得て、「旗の行進」の行事を行い、市内にあるアクサーモスクの境内に侵入しました。

シオニスト政権が1948年5月15日(パレスチナ人が呼ぶナクバの日=大惨事の日)イスラエルの樹立を宣言した後、聖地ベイトルモガッダス西部は同政権の管轄下、東部はヨルダンの管轄下に置かれましたが、イスラエルとアラブ諸国の6日間の戦争後、東部も併合されました。シオニスト政権は毎年、この日を祝っています。

シオニストらはこの日、イスラエル旗を掲げながらベイトルモガッス東部の旧市街を歩き、アクサーモスクの境内で集会を行います。彼らはこうした挑発的行動に出ることで、ベイトルモガッダスからのパレスチナ人の追放を叫びます。

この日に際して、シオニスト政権軍は18日朝から、アクサーモスクの東部からパレスチナ人を追い払い、シオニストらの侵入の下地を整えています。

ファールス通信によりますと、多数の入植者らは、同日朝から、アクサーモスクの境内に入り、パレスチナ人を挑発するような形で、モスク周辺を歩き回っています。

シオニスト政権は17日夕方から「旗の行進」への参加者の安全を確保するために、ベイトルモガッダスに3000人の兵士を駐留させています。

 


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