イスラム教シーア派の祝祭 ガディール・ホム
7月 06, 2023 19:54 Asia/Tokyo
7日金曜は、イスラム暦ゼルハッジャ月18日にあたり、この日はシーア派の祝祭であるガディール・ホムが祝われます。
イスラム暦10年(西暦632年)のこの日、預言者ムハンマドは生涯で最後となるメッカ巡礼からの帰途で、従弟で養子のアリーを自らの後継者として人々に紹介しました。
この出来事は、現在のサウジアラビアのメッカとメディナの間にある「ガディール・ホム」という場所で起こりました。
ムハンマドは小高い丘に上ると、アリーの手をとって「私を指導者とする者は、アリーもその指導者である。神よ、アリーを慕う者を愛せよ。アリーに背く者を忌めよ」と民衆に向かって語りかけました。
そして聖典コーランと預言者の一門を挙げ、この2つは「終末の日まで決して離れることはない」と人々に諭しました。
そして、その後、次のようなコーラン食卓章第3節が啓示されたと言われています。
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