イエメンでガデイールホムの祝祭が実施、数百万人規模で

イエメンの各都市でシーア派の祝祭のひとつである「ガディールホムの祝祭の到来を祝う行事が５日水曜夜に始まり、人々が各都市の主要広場に向かって行進を続けています。

伝統によれば、イスラム歴10年ゼルハッジャ月、イスラムの預言者ムハンマドが、メッカ大巡礼を行いメディナに戻る途中、ガディール・ホムの地で、大勢のイスラム教徒の前でシーア派初代イマーム・アリーを自らの後継者に任命しました。

この祝祭はシーア派最大の祝日の 1 つで、世界中のシーア派がこの日を称え、祝います。

イルナー通信によりますと、イエメンの人々は５日水曜夜に街頭に集まり、イスラム預言者とその忠実な教友であるイマーム・アリーへの忠誠を再び示しました。

６日木曜には、イエメン首都サヌア市と13の県の人々がイマーム・アリーの統治を記念して同国各都市の主要な広場に向かって行進しました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。