歴史の一葉;シーア派3代目イマームの40日忌(アルバイン)
9月 06, 2023 16:47 Asia/Tokyo
イスラム暦61年(西暦680年)サファル月20日、現在のイラク・カルバラで殉教したシーア派3代目イマーム・ホサインとその教友らの40日忌(アラビア語でアルバイン)の儀式が初めて行われました。
イスラム暦61年ムハッラム月10日(アラビア語でアーシュラ)イマーム・ホサインと72人の教友が、イラク・カルバラの地で、当時のウマイヤ朝の君主ヤズィードの軍隊に殺害され殉教し、イマームの遺族も捕虜となりました。
毎年、この出来事の発生から40日後のアルバインの日に、イマームの聖廟があるカルバラをはじめとする世界各地で、イスラム教徒、特にシーア派がイマームを追悼する儀式を開催し、イスラムの高貴な教えや預言者の言行の復活の道におけるイマームの自己献身・殉教を賞賛しています。