歴史の一葉;シーア派第12代目イマーム・マハディの在位開始
(last modified Mon, 25 Sep 2023 04:46:00 GMT )
9月 25, 2023 13:46 Asia/Tokyo
  • シーア派第12代目イマーム・マハディの在位開始
    シーア派第12代目イマーム・マハディの在位開始

イラン暦メフル月3日月曜は、西暦2023年9月25日及び、イスラム暦1445年ラビーオルアッワル月9日に当たり、救世主とされるシーア派第12代目イマーム・マハディがイスラム教徒の指導を開始した日です。

 1185年前に当たる西暦260年ラビーオルアッワル月の 9 日、シーア派第11代目イマーム・ハサン・アスキャリーの殉教後、救世主たるイマーム・マハディの在位時代の初日が始まりました。

イマーム・マハディは、イスラムの預言者ムハンマドの末裔の1人とされ、神の命によって人々の目の前から姿を消し、お隠れの身となりました。その後イスラム暦328年(西暦939年)までは、自らの特別な代理人を通じて人々とやり取りがあり、この時代は「小お隠れ時代(小幽隠)」とされています。

しかし、その後は一切の代理人を定めておらず、全く現世の誰ともやり取りがなされていない「大お隠れ時代(大幽隠)」が始まりました。イマーム・マハディ自身の推奨により、敬虔で時代の趨勢を見極めたイスラム法学者が、その時代のイマームの一般的な後継者とみなされています。数多くの信頼できるイスラムの伝承・ハディースによれば、イマーム・マフディは、抑圧と不正義がこれ以上ない状態に達したとき、特別な仲間たちの助けを得て、イスラムによる世界的統治を確立させるべく立ち上がり、地球全体に正義を確立するだろうと言われています。

 


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