ガザ地区で、パレスチナ人ジャーナリスト3名が殉教
(last modified Tue, 10 Oct 2023 06:17:15 GMT )
10月 10, 2023 15:17 Asia/Tokyo

パレスチナ情報筋が10日火曜、同国ガザ地区の住宅に対するシオニスト政権イスラエルの空爆で、ジャーナリスト3人を含む民間人5名が殉教したことを明らかにしました。

パレスチナ抵抗勢力は、シオニストの犯罪に対する措置として今月7日土曜朝から、南方のガザよりシオニスト政権占領地内のイスラエル軍基地を攻撃する全面的作戦「アクサーの嵐」を開始しました。

一方、イスラエル軍の戦闘機はパレスチナ・ヨルダン川西岸各地に対して残忍な攻撃を行い、この数時間で数十軒の家屋や建物が爆撃されました。

パレスチナ保健省は、「今月7日以降、住宅地に対するイスラエル軍の空爆により、占領されている聖地ベイトルモガッダス・エルサレム、ガザ地区、およびヨルダン川西岸において、687人のパレスチナ人が殉教し、2,900人以上が負傷した。その多くは女性や子どもである」と発表しました。

このような中、イスラエルは犯罪を継続する中で、自らがガザで行う犯罪についての報道・情報拡散を阻止しようと、ガザ地区内の報道機関の入った建物を意図的に攻撃しました。

パレスチナ・サマー通信によりますと、イスラエルは10日火曜朝、ガザ西部にある「ハッジ」という名の建物を爆撃し、これによりサイード・アル・タウィル氏、ヒシャム・アル・ナワジャ氏、モハマド・ソブ氏ら3人のパレスチナ人ジャーナリストを含む、民間人5名が殉教しました。

イスラエルがジャーナリストを殺害するのは、これが初めてではありません。直近では2022年5月11日にも、カタール国営衛星通信アルジャジーラの記者であるシリーン・アブアクレ氏が、ヨルダン川西岸ジェニンにある難民キャンプをイスラエルが攻撃する現場を取材中、シオニスト政権軍による銃撃を受け、殉教しました。

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスによる「アクサーの嵐」作戦では、これまでに1,000人以上のシオニストが死亡したほか、少なくとも2,000人が負傷しています。

 


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