ガザ地区で住宅地や病院への爆撃が継続、ハーンユヌスで80人が殉教
シオニスト政権イスラエルが過去44日間、パレスチナ・ガザ地区でのこれ以上ない犯罪に手を染め、あらゆる悪事に訴える中、今回は同地区ベイトラーヒヤーの墓地とハーンユヌスのヨーロッパ病院付近を攻撃しました。
イスラエルは過去数時間で、ハーンユヌスのヨーロッパ病院やベイトラーヒヤーの墓地を含むガザ地区の住宅地を繰り返し爆撃し、その結果ハーンユヌスでは民間人80人が殉教しました。
こうした中、ある医療筋はカタール国営衛星通信アルジャジーラに対し、「現地時間の18日土曜夜、ガザのヌスィラト・キャンプ及びブライジ・キャンプ内の民家に対するイスラエルの空爆により、民間人31人が殉教した」としました。
また、イスラエルは19日日曜は朝、ガザ北部の集合住宅を攻撃し、これにより数十人が殉教した、数名が負傷しました。こうした中、犠牲者と負傷者の捜索は現在も続いています。
一部のメディアは、ジェバリア・キャンプがシオニストからの激しい大規模な空襲と砲撃を受け、また数名が負傷したと報じました。
イスラエルはパレスチナ人に地区外への移住を強制するため、人口密集地や住宅地を意図的に攻撃しており、国際法と国際規範の全てに違反した形となっています。
政治の分野では、イラン、カタール、イエメン、サウジアラビア、ヨルダン、エジプトなどの国々および、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーが、イスラエルによるガザ爆撃やパレスチナ人の子供と女性の殺害を非難しました。
18日土曜、イランとイエメンでは全国の市民らが、そしてドイツとフランスでもパレスチナ支持者らが街頭に集結してガザでのパレスチナ人の殺害を非難し、パレスチナ領の解放まで同国民を完全に支持することを強調するスローガンを連呼しました。
ガザ地区にあるパレスチナ政府情報局は、ガザ地区に対する(過去43日間の)イスラエルによる侵略の結果、5,000人の子供と3,300人の女性を含む1万2,300人のパレスチナ人が殉教したことを明らかにしました。
この報告によりますと、43日間にわたるイスラエルのガザ侵攻による負傷者数は3万人に達し、その多くは女性と子供が占めています。