顔面に重症を負ったガザの少年
(last modified Tue, 02 Jan 2024 11:09:35 GMT )
1月 02, 2024 20:09 Asia/Tokyo

世界の多くの国々で子どもたちが西暦の新年を祝う中、パレスチナ・ガザの子どもたちは、戦争による傷や痛みを治療する薬を求めています。

リポーター:

この子は、アリー・モジュタヘドくんです。

これがアリーくんの写真です。

ここに座っているのと同じアリーくんです。

敵のシオニスト政権イスラエルのロケット弾は、彼の顔をこのようにしてしまいました。

(アリーくんに話しかけて)

君は強い子なのに、どうして泣いているの?

 

アリーくん:

自分の顔を見ると、涙が出てくるんだ。

自分の顔を・・・。

 

リポーター:

写真の自分の顔を見ていると、涙が出てくる?

君の顔はきっと、前よりもっときれいになるよ。

泣かないで、君は強い子なんだから・・・。

ほら泣かないで、顔の傷にも良くないよ。

 

リポーター:

いいかい?泣いちゃだめだよ・・・。

何日かしたら治療をうけるんだから、泣くことはないよ。

君の顔は前みたいに治る。きっともっときれいになるよ。

泣かないで、君は勇敢で強い子なんだから。いいかい?

(昔の写真を映し出している)携帯を消すから。

心配しないで、治るから。泣かないで、前よりもっときれいになるよ。

 

 


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