WHOが、ガザ南部ナーセル病院の破壊規模について警告
2月 21, 2024 15:24 Asia/Tokyo
WHO・世界保健機関が、パレスチナ・ガザ南部ハーンユニスにあるナーセル総合病院の破壊規模を深刻なものだとしました。
パレスチナの各メディアによりますと、WHOはナーセル総合病院の状況について、「水および電力の供給が断たれ、病院内に散らばるごみが病気の蔓延を加速させている」と説明しました。
パレスチナ赤新月社は、同じくハーンユニスにあるアマル病院で、シオニスト政権イスラエル軍が3階部分を銃撃したことにより火災が発生したことを明らかにしました。
WFP・国連世界食糧計画は、ガザへの支援物資搬入が停止されたままだと発表しました。
ガザにいる医師たちは、同地区の封鎖で起きた食料および医薬品の不足により、パレスチナ人の子どもたちの命が失われていると警告しています。
国際NGO・アクションエイドのイギリス支部人道政策部長を務めるジアド・イッサ氏は、カタール衛星通信アルジャジーラに対し、「当NGOは、ガザに支援物資を搬入すべく努力を重ねているが、イスラエル政権がこれに反対している」と述べています。
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