6月 18, 2024 16:17 Asia/Tokyo
  • ヒズボッラーの攻撃でゴーストタウンと化すイスラエル北部
    ヒズボッラーの攻撃でゴーストタウンと化すイスラエル北部

シオニスト政権イスラエルの複数のメディアが、同政権の占領地北部に対するレバノンのシーア派組織ヒズボッラーの攻撃が始まって以来、アル・ジャリル(ガリラヤ)及びシリア領ゴラン高原の5200ヘクタール相当の土地が燃えたことを認めました。

【ParsToday西アジア】この一連の損害はイスラエル側にとってほぼ回復不可能であり、同政権にとって大きな危機と化しています。イスラエルのメディアは、この甚大な損害を回復するには何年もかかるだろうと強調しました。

また、レバノンとイスラエルの境界地帯での戦闘開始以来、ヒズボッラーはアル・ジャリルに向けて約6000発のロケット弾と無人機を発射したとも報じています。

これらのメディアはまた、ヒズボッラーのロケット弾と無人機による攻撃を受けて、占領地北部のシオニスト入植地がゴーストタウンと化していることを認めたほか、シオニスト政権との現在の戦争でヒズボッラーが挙げた戦果に触れ、「ヒズボッラーの防空システムはイスラエル軍の無人機の迎撃と破壊に成功した。これは由々しき失望的な出来事だ」としています。

これに先立ち、イスラエルの私立バル・イラン総合大学政治学部長のアッシャー・コーエン氏も、イスラエルがアル・ジャリル(ガリラヤ)での安全地帯設置で重大な失敗を起こしたことを指摘し、「レバノンの状況は変わり、合意では同国リタニ川後方からのヒズボッラーによるミサイル発射を阻止できない」と強調しました。

さらに、既に生じている状況に着目し、「シオニスト入植者らはもはや、イスラエル占領地北部にある自らの居住場所には戻らないだろう」としています。

 

 


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