イラク抵抗組織、「イスラエルがレバノン攻撃すれば地域のあらゆる米権益を標的に」
(last modified Mon, 01 Jul 2024 10:49:09 GMT )
7月 01, 2024 19:49 Asia/Tokyo
  • イラク抵抗組織、「イスラエルがレバノン攻撃すれば地域のあらゆる米権益を標的に」
    イラク抵抗組織、「イスラエルがレバノン攻撃すれば地域のあらゆる米権益を標的に」

イラクの抵抗運動調整委員会は30日日曜夜に発表した声明で、「シオニスト政権イスラエルがレバノンを攻撃するならば、イラクおよび地域にある米国のあらゆる権益を我々の攻撃対象にする」としました。

イラクの抵抗組織は、シオニスト政権イスラエルがパレスチナ・ガザへの攻撃を始めてより継続して、同政権の姿勢に反対する作戦を行いパレスチナ国民を支援してきました。

パールストゥデイによりますと、イラク抵抗運動調整委員会は声明で、「イスラエル政権がレバノンを攻撃するならば、イラクおよび地域にある米国のあらゆる権益は我々の正当な攻撃対象となる」とし、さらに「パレスチナでの虐殺を受け、イスラエル政権に妥協しているアラブ諸国には断固とした態度を示さなくてはならないだろう」と強調しました。

これに先立っては、イラクの抵抗運動アサイブ・アフル・アルハクのカイス・ハズアリ事務局長も、「イスラエル政権がレバノンを攻撃すれば、イラク国内の米政府の権益が攻撃対象になるだろう」と発言していました。

一方、レバノンのイスラム抵抗勢力も、パレスチナ抵抗勢力がガザで占領者たるイスラエル政権軍に対し「アクサーの嵐」作戦を行ってすぐ、同政権の軍の一部を引き受けるため、占領下に置かれるパレスチナ北部での大規模な作戦を開始しました。

レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーが近代的な対装甲兵器や精密兵器を用いたことは、占領者たるシオニストらの間に恐怖心を巻き起こし、占領下にあるパレスチナ北部からは大半の入植者が逃げ出しました。

イスラエル政権の軍事専門家らは、ヒズボッラーは北部戦線において単独で同政権軍戦力の半分を足止めし、南部戦線の戦力強化を阻止したと語っています。

 

 


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