7月 02, 2024 18:51 Asia/Tokyo
  • 米誌「イエメンに苦しめられる米と同盟国」
    米誌「イエメンに苦しめられる米と同盟国」

米外交誌フォーリン・ポリシーは、米やその同盟国がイエメンの攻撃に対して、船舶の安全を確保できずにいると指摘しました。

【ParsToday西アジア】フォーリン・ポリシー誌は記事の中で、イエメン軍が保有する膨大な量の武器に米や同盟国は苦しめられており、米国は武器が不足する中で、イエメンとの消耗戦に突入したと記しました。

同誌はまた、米英軍がイエメンに苦戦しているだけでなく、膨れ上がる戦費も状況をさらに厳しいものにしていると指摘しています。

また、専門家の話として、イエメン軍が高い戦闘能力を有し、その機動力や豊富な武器を駆使して米英軍を苦しめているとしました。

その上で、イエメン軍の攻撃対象は、イスラエル関連船舶やイスラエル支援国、あるいはイエメンを攻撃する米英などの船舶に限られているとしました。

そして、米英はイエメンを攻撃することで、紅海を通過する船舶の安全を確保しようとしたものの、膨大な戦費以外に得られた成果はないとしました。

その一方で、米海軍やレイセオンなどの軍需企業は、イエメンに対抗する上でより低コストな武器を追求しているといいます。

米ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」も、米空母が少ない紅海上でイエメンの無人艇は、イスラエル占領地に向かう船舶にとって深刻な脅威であると記しています。

過去数カ月間、イエメン軍はガザ地区のパレスチナ国民の抵抗を支援するため、紅海とバブエル・マンデブ海峡において、シオニスト政権イスラエルの船舶及び、同政権の占領地に向かう数隻の船舶を標的に攻撃しました。

イエメン軍は、イスラエル政権がガザ攻撃を止めない限り、紅海において同政権の船舶或いはイスラエル占領地に向かう船舶への攻撃を続けると宣言しています。

 


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