7月 02, 2024 18:39 Asia/Tokyo
  • イスラエル兵の除隊、軍務回避、自殺、精神疾患が増加
    イスラエル兵の除隊、軍務回避、自殺、精神疾患が増加

シオニスト政権イスラエル軍では、対ガザ戦争の長期化および抵抗組織の勝利が続いていることから、日増しに人材面での危機が高まっています。

イスラエルのテレビ・チャンネル12は、「昨年10月7日にパレスチナ側による『アクサーの嵐』作戦が行われてイスラエル政権のガザ地区に対する戦争が始まって以降、900人の陸軍大尉と少佐が除隊願を出した」と報じました。

パールストゥデイがメフル通信を引用して伝えたところによりますと、同情報筋はさらに、「前年同時期の時点では、大尉と少佐の階級を持つシオニスト兵士の除隊願届出数はまだ100から120だった」としています。

イスラエルのメディアは、シオニスト軍におけるこの前代未聞の危機の別の理由として、軍兵士がシオニスト政権から自身への感謝を感じられていないことや、政権当局者の一部が軍を信頼しないままでいることを挙げています。

これに関連して、軍事問題の専門家ニール・ドゥヴォリ(Nir Dvori)氏は、「現状で最も困難な問題の一つは、イスラエル軍の重要な役職にある将校らを慰留させることである」と述べました。

これに先立ち、イスラエルの新聞イディオト・アハロノトは、「イスラエル軍では将校が軍務回避しているほか、彼らの自殺件数が驚異的に増加している」と報じました。

この報道によれば、昨年10月7日の対ガザ戦争の勃発以来、9000人のイスラエル兵が心療内科・精神科の治療を受けており、そのうち4分の1は戦線に復帰していません。

この一方、オルメルト元イスラエル首相は、レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーとの大規模戦争について警告し、「ヒズボッラーが全力を出せば、そしてそれは確実に行うと思われるが、イスラエルはこれまでには受けたことのない凄惨な打撃を受けるだろう」と述べました。

ヒズボッラーはこの数カ月間、ガザ地区でのイスラエルによる恐るべき犯罪を受けて、イスラエル占領地の北部にある同政権の軍事拠点に攻撃を行ってきました。これにより、同地域のシオニストの間に恐怖が広がる一方、イスラエルは実態のないこけおどしの脅迫を行いました。

イスラエル政権は西側諸国の全面的な支援を受けて、パレスチナ・ガザ地区とヨルダン川西岸において、防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民に対し新たな大量虐殺を開始しました。最新の統計によりますと、イスラエルによるガザ攻撃で3万7000人以上のパレスチナ人が殉教し、8万5000人以上が負傷しました。

シオニスト政権イスラエルは、パレスチナがイギリスの委任統治領となっていた1917年に計画が立てられ、ユダヤ人を移民させた上で、1948年にパレスチナ領土に樹立されました。同政権はそれ以降、パレスチナ人を虐殺して彼らが持つ土地全てを奪おうと、さまざまな大量殺害計画を実施しています。

イランを筆頭とする世界の多くの国は、シオニスト政権イスラエルという植民地政権の解体および、ユダヤ人の元の国への帰還を本格的に支持しています。

 

 


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