パレスチナ虐殺の最中で、一部のアラブ諸国とイスラエルの連携が発覚
パレスチナ議会副議長が、「ガザ地区での大量殺戮は西側諸国とアメリカの協力及び、アラブ政府とシオニスト政権イスラエルとの同調により起こっている」と語りました。
【ParsToday西アジア】ハサン・フレイシェ・パレスチナ議会副議長は、特にガザ地区北部におけるイスラエルの犯罪と大量虐殺の継続に言及し、「この大量虐殺は西側諸国と米国の協力、並びにアラブ諸国の政権とイスラエルの連携によって起こった」と述べています。
フレイシェ副議長は「過去14か月間にガザでシオニスト占領者が引き起こした犯罪は人類史上前例のないものである」とし、「イスラエル政権によるガザ地区での大量虐殺は殺人、破壊、包囲、強制移住、人々を飢餓に陥れ水資源を断つという方法によって行われており、一部の例ではガザ地区に送られた人道支援物資の窃取や乱用、さらには同地区住民の殺害に傭兵が使われることもある」としました。
続けて、「米国と西側諸国がイスラエルに資金や武器を支援提供しており、これらの前例のない犯罪は西側諸国にとっての汚点である」と強調するとともに、「アラブ諸国の同調と沈黙、そしてパレスチナ国民に対するアメリカと西側諸国の結託がなければ、こうした犯罪は決して起こらなかっただろう」と述べました。
2023年10月7日以来、イスラエル政権は西側諸国の全面的な支援を受け、パレスチナ・ガザ地区とヨルダン川西岸において、防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民に対する新たな大量虐殺を開始しました。
最新の報告によりますと、イスラエルによるガザ攻撃の結果、4万4000人以上のパレスチナ人が殉教した他、10万7000人以上が負傷しました。
シオニストが牛耳るイスラエル政権の構造は、イギリスの植民地主義計画および、さまざまな国からのパレスチナへのユダヤ人移民を通じて1917年に確立され、その存在は1948年に宣言されました。それ以来、パレスチナ人を虐殺しその全領土を占領するために、様々な大量殺戮計画が実行されてきました。