兵役に反対する超正統派ユダヤ教徒らがイスラエル警察と衝突
(last modified Wed, 29 Jan 2025 10:56:31 GMT )
1月 29, 2025 19:56 Asia/Tokyo
  • 兵役に反対する超正統派ユダヤ教徒らがイスラエル警察と衝突
    兵役に反対する超正統派ユダヤ教徒らがイスラエル警察と衝突

イスラエルで徴兵制に反対するハレディ派(超正統派)ユダヤ教徒らが、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムで投石や催涙スプレーの噴射などを行い、警察と衝突しました。

【ParsToday西アジア】イスラエル第12チャンネルTVは、ハレディ派ユダヤ教徒の兵役義務に反対する抗議者らが、エルサレムでイスラエル軍正統派ユダヤ教徒部隊の結成25周年記念集会を阻止しようとしたと報じました。抗議者らは開催場所周辺の複数の道路で石や催涙スプレーなどを使って警察を攻撃し、これに対し警察は放水車を使ってデモ参加者らを強制排除しました。

記念集会には、ハレディ派兵士など数千人の超正統派ユダヤ教徒が出席する予定となっており、このイベントの開催費用はイスラエル軍正統派管理部から支出されていました。

警察によると、この衝突で少なくとも警官3人が負傷し、病院に搬送されたということです。

ハレディ派とも呼ばれる超正統派ユダヤ教徒はユダヤ教正統派内の原理主義者であり、自らの信条が預言者ムーサー(モーセ)とシナイ山で彼に啓示されたユダヤ教の聖典トーラから直接派生したものであると考えています。

イスラエル占領地の人口の約11パーセントはハレディ派とされ、彼らの多くは正統派ユダヤ教徒が多く住む区域や町に住んでいます。

 


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