ガザ南部でイスラエル兵複数名が死傷/イスラエル軍が停戦求める軍医らに圧力
(last modified Sun, 20 Apr 2025 08:03:01 GMT )
4月 20, 2025 17:03 Asia/Tokyo
  • ガザ南部でイスラエル兵複数名が死傷
    ガザ南部でイスラエル兵複数名が死傷

ハマス軍事部門のカッサーム旅団は、ガザ南部ハーンユーニス近郊でイスラエル軍部隊と衝突し、イスラエル兵複数が死傷したと発表しました。

【ParsToday西アジア】同旅団は声明の中で、今月16日にハーンユーニス近郊でイスラエル軍の装甲ブルドーザー3台を強力な爆弾で破壊したと発表しました。

また、同じハーンユーニス近郊でイスラエル軍部隊がカッサーム旅団が仕掛けた罠のあるトンネルに入り、爆発により複数名が死傷したとしました。

さらに17日にも、同じ地区で別のイスラエル軍のブルドーザー3台がロケットランチャーなどで攻撃を受けたということです。

 

一方、イスラエル内では軍関係者からの停戦要求が相次いでいます。

イスラエル紙「ハアレツ」によると、ネタニヤフ内閣に停戦を求める署名を提出した予備役の医師らがイスラエル軍から呼び出しを受け、署名を取り下げるよう圧力を受けたということです。軍はこの中で、医師らによる署名活動を「違法」と断定したと伝えられています。

署名に参加した医師の一人はハアレツ紙の取材に「自分が処分されることは恐れていない。いま起きていることは、政権が軍を自らの政局に利用しようとしているということだ」と語りました。

イスラエル軍からの停戦要求はこれ以外にも、訓練要員3000人や海軍幹部ら450人、さらに退役軍人らもガザ即時停戦を求める署名を行っています。

 


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