イスラエル紙マアリブ:「シオニスト軍の軍事力は著しく低下」
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シオニスト紙「マアリブ」が、シオニストイスラエル軍の力が著しく低下している事実を認めました。
(last modified 2025-08-04T05:52:23+00:00 )
8月 04, 2025 12:46 Asia/Tokyo
  • イスラエル紙マアリブ:「シオニスト軍の軍事力は著しく低下」
    イスラエル紙マアリブ:「シオニスト軍の軍事力は著しく低下」

シオニスト紙「マアリブ」が、シオニストイスラエル軍の力が著しく低下している事実を認めました。

マアリブ紙は、イスラエル軍幹部および政治筋の話として、ガザ地区におけるパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスへの軍事圧力は効果がなく、前線の兵士らが深刻な疲労と戦力低下に陥っていると報じています。

【ParsToday西アジア】イルナー通信によりますと、マアリブはあるイスラエル軍予備役将校の話として「軍事的努力は成果を上げておらず、ガザにおける軍事的圧力は何の変化ももたらさないだろう。ハマスは何年も続く可能性のあるゲリラ戦を通じて、イスラエル軍に多大な犠牲を強いてきた」としました。

同紙はまた、ガザ戦争の将来をめぐるイスラエル政権の政治・軍事指導部の間で見解の対立が起きていることに言及し、「イスラエル軍のエヤル・ザミール合同参謀本部議長は、ガザ戦争続行に関する計画を提示するため、ここ数日間にわたり協議と対話のための会合を要請している」と付け加えています。

マアリブによれば、イスラエルのネタニヤフ首相はこの会談の開催を避け、ガザ戦争に関するこれらの計画の提示・承認を阻止しています。

イスラエル軍は2年近くにわたりガザ地区に対する戦争を展開し、同地区住民に対しジェノサイド(大量虐殺)を犯してきました。この間、数千人ものパレスチナ人が殉教、負傷した他、行方不明となり、ガザ地区では封鎖により飢餓が蔓延しています。

複数の人権団体は「イスラエルはガザにおいて、封鎖と兵糧攻めをパレスチナ人に対する武器として利用している」と強調しています。

ガザ地区におけるこれらの犯罪と飢餓は、世界規模での抗議と非難の波に直面しています。

約2年に及ぶ戦争にもかかわらず、イスラエル軍はハマスの殲滅および、ガザ地区からのシオニスト捕虜の帰還という自らの目標を達成できていません。

イスラエル政権の軍や政治関係者、アナリスト、軍事専門家の多くは、ガザ戦争における政権軍の多大な犠牲と消耗、そしてイスラエル兵の自殺を含むその結果について警告し、この戦争の終結を求めています。
 

 


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