ヘブライ語メディア:「イスラエル軍予備役の召集で占領地内の大学はガラガラ」
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シオニスト系メディアが、「シオニスト政権イスラエル予備軍の広範な招集により同政権の占領地内にある複数の大学が閉鎖に追い込まれた」と報じました。
(last modified 2025-12-22T10:40:39+00:00 )
12月 22, 2025 18:38 Asia/Tokyo
  • 軍予備役の召集で占領地内の大学から学生の姿が消える
    軍予備役の召集で占領地内の大学から学生の姿が消える

シオニスト系メディアが、「シオニスト政権イスラエル予備軍の広範な招集により同政権の占領地内にある複数の大学が閉鎖に追い込まれた」と報じました。

イスラエル公用語・ヘブライ語のニュースサイト「ワッラー」によりますと、多数の学生が予備役に召集されたため、多くの大学では学生が集まらず、閉校に追い込まれており、イスラエルの学術界はこの問題の解決策を模索中です。

【ParsToday西アジア】イスラエル占領地の高等教育部門は深刻な危機に直面しており、教室の多くは学生の姿がなく閑散としているということです。

イスラエル高等教育評議会の幹部は「毎回軍の予備役に召集される現役の学生が6万人以上いる中、1つの学期を完全に廃止せざるを得ない」と語りました。

「ワッラー」はまた、「イスラエルの教育制度は、今まさに2つの戦線で戦闘状態にある。1つは教育プロセスの継続、もう1つには予備役に召集された学生たちのプログラムとの調整である」と報じています。

2年間のガザ戦争中、イスラエル高等教育評議会の監督・免許部門責任者を務めたヤイル・ハレル氏は、学術界が深刻な危機に直面していると強調しました。複数の記録報告によれば、約6万人の学生が予備役に召集され、2年間の戦争中、平均してシオニスト学生全体の3分の1が前線に派遣されています。高等教育当局者は、学生の80%が授業を欠席するなど、大学が閑散としているイメージが定着していることを認めました。

この報道によれば、イスラエル監査局の調査では、予備役学生の41%が休学中に在籍先の教育機関から提供されたサポートに不満を持っており、45%は提供された解決策が学業継続には不十分であると述べていることが分かっています。

イスラエル高等教育評議会のハレル氏は、イスラエルのガザ戦争によって引き起こされた教育危機について「戦闘が激化するたびに教室は突然ガラガラになり、学期全体が崩壊することもある」とコメントしました。

 

 


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