サウジ、72時間のイエメン停戦に合意
9月 07, 2016 19:00 Asia/Tokyo
アメリカ国務省が、サウジアラビアが、イエメンでの72時間の停戦に合意したことを明らかにしました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、アメリカのケリー国務長官が中国で開催中のG20サミットの傍ら、サウジアラビアのジュベイル外務大臣、及びムハンマド・ビン・サルマン副皇太子と会談した後、サウジアラビアはイエメンでの72時間の停戦に合意したと発表されました。
アメリカ国務省のカービー報道官も6日火曜、このことを明らかにし、「この会談でケリー長官は、イエメンで衝突している全てのグループが今回の72時間の停戦を守る必要性を強調した」と述べました。
サウジが停戦に合意した一方、同国の戦闘機が依然としてイエメン各地を空爆しています
サウジアラビアは、アメリカの協力を得て、2015年からアラブ連合を形成することで、イエメンの空爆や国民の包囲を開始しています。
このサウジアラビアが主導するアラブ連合の攻撃により、現在までイエメン人およそ1万人が死亡しています。