サウジアラビア空軍がイエメン攻撃を継続
9月 23, 2016 18:24 Asia/Tokyo
サウジアラビアの戦闘機が再度、イエメン各地を爆撃しました。
イエメンのアルマシーラテレビによりますと、サウジアラビア軍の戦闘機は22日木曜夜、イエメンの首都サヌアのある地区を数度にわたり爆撃しました。
サウジアラビアの戦闘機はさらに、イエメン北西部にあるサアダ、西部フダイダの各州をミサイルで攻撃しました。
これらの攻撃による被害は報告されていません。
こうした中、イエメン軍はサウジアラビアの攻撃に対して、イエメン南西部のタイズにあるサウジアラビアの傭兵の拠点をミサイルで攻撃し、これにより少なくとも傭兵40人が死傷しました。
サウジアラビアは2015年3月から、一部のアラブ諸国やアメリカの支援を受け、イエメンを攻撃しました。
サウジアラビアは、自らに従属するイエメンのハーディ元大統領の復権を狙っています。
サウジアラビアのイエメン攻撃では、イエメン人6000人以上が死亡、少なくとも300万人が住む家を失い、人道的危機を激化させています。
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