サウジアラビアのイエメン攻撃で数十名が死傷
11月 14, 2016 20:17 Asia/Tokyo
サウジアラビアのイエメンに対する最新の空爆で、数十名が死傷しました。
イルナー通信によりますと、サウジアラビアの戦闘機は、14日月曜、イエメン南部のイッブ州をはじめとするイエメン各地を攻撃し、この中で少なくとも8人の民間人が死亡、9人が負傷しました。
サウジアラビアの戦闘機はさらに、イエメン・サヌアの北西部をクラスター爆弾で破壊しました。
この攻撃の犠牲者については明らかにされていません。
サウジアラビアの戦闘機は、13日日曜、サヌア各地を2度に渡って空爆しました。
この攻撃の中で、イエメン人の一家11人が死亡した他、別の空爆でも11人が死亡しました。
サウジアラビアのイエメン攻撃から20ヶ月が経過しましたが、サウジアラビアは国際社会の沈黙の中で、イエメン人の殺害を続けています。
この攻撃の犠牲者の多くは女性や子供となっています。
こうした中、WHO世界保健機関は、「イエメンの半数の州でコレラが広まっている」と発表しました。
イエメン封鎖により、この国の病院は医薬品や医療設備の不足に直面しています。