イラク北部・モスルの難民の25%が帰宅
4月 01, 2017 21:10 Asia/Tokyo
		イラク避難民・移民省が、イラク北部ニナワ州の多くの地域に平穏が戻り、治安が回復したと同時に、この町の難民の25%が自宅に戻ったことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、イラク避難民・移民省はこの声明において、「これまでに、イラク人難民全体の45%が住んでいた州、あるいは都市に帰還している」と発表しています。
イラクのジャフ避難民・移民大臣によりますと、国連のグテーレス事務総長も、モスル難民への支援に向け、国際社会が更なる努力を行うよう求めているというこどです。
グテーレス事務総長は30日木曜、イラク・バグダッドを訪問し、その中でイラクの政府関係者と会談を行いました。
グテーレス事務総長はまた31日金曜にも、モスル東部の難民キャンプを視察し、難民の状況を間近に見ました。
テロ組織ISISは、2014年6月に、イラクの北部と西部の一部を占領し、情勢不安を引き起こしました。
イラクでISISが犯罪行為に手を染めていることから、数百万人のイラク人が住む家を失っています。
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