国連シリア特使、「アスタナ協議は、希望の持てる成果があった」
May 05, 2017 17:27 Asia/Tokyo
国連のデミストゥラ・シリア特使が、4日木曜のアスタナでのシリア協議は、イラン、ロシア、トルコの努力により、シリアでの衝突の拡大を防ぐための合意に向けて、希望の持てる歩みになったとしました。
イルナー通信によりますと、デミストゥラ特使は、4日、アスタナ協議の終了後、「この会議に参加した国々は、シリアの衝突拡大を防ぐために肯定的な歩みを進めることができた」と述べました。
また、この協議の成果は、衝突拡大の阻止とシリアの4つの地区の新たな停戦確立で合意したことだとし、イラン、ロシア、トルコの努力によって4日の協議で得られた事柄は、注目に値する成果だったと強調しました。
アスタナで開催されたシリア国際会議は、シリアの緊張緩和に関する文書に署名し、終了しました。
この協議は、イランのイニシアチブにより、ロシアとトルコの協力を得て、シリアの和平確立を目的に開催されました。
シリア危機は、2011年、サウジアラビア、アメリカ、トルコなどのその同盟国が支援するテロ組織が、アサド政権の転覆を狙って大規模な攻撃を開始したことで始まりました。
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