シリアの停戦への様々な見方
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シリアの停戦が4日目に入りました。この合意について、不安と期待が同時に存在しています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 01, 2016 20:41 Asia/Tokyo
  • シリアの停戦への様々な見方

シリアの停戦が4日目に入りました。この合意について、不安と期待が同時に存在しています。

キャラミー解説員

シリアの一時停戦は27日土曜から開始され、シリアの人々はその成功に期待の目を向けています。シリアの人々のほか、ロシアとアメリカも肯定的な見方を有しています。シリアの一時停戦は、ロシアとアメリカの合意によって実施されています。この停戦はシリア人やその計画者の歓迎にもかかわらず、多くの疑いに直面しています。国連のデミストゥラ・シリア特使は、予想外の攻撃やISIS、ヌスラ戦線などテログループの活動が、停戦合意を脅かしているとしています。

国連のパン事務総長もまた、「シリアの停戦は世界的な協定であり、一部の問題の発生にも関わらず、この停戦は確立されている」と述べました。パン事務総長は、この5年、シリアで、衝突の継続により、停戦は実現されず、あらゆる停戦がすぐに破られていたとし、「現在の停戦は、シリア政府と反体制派の協議の開始に向けた下地が整えられるまで継続されるべきだ」と表明しました。

シリアの停戦はISISとヌスラ戦線への攻撃は対象に含みません。この二つのテログループはシリアの一部で活動を継続しています。ISISやヌスラ戦線の拠点への攻撃はこれまで同様、続けられます。ロシアの戦闘機やシリア軍のこれらのテログループとの戦いは続いており、ロシアやシリアの合法的な行動に対するサウジアラビア、カタール、トルコ、アメリカが支持する武装グループの意味深な反応は、この国の停戦を脅かしています。

武装グループやその支持者は、政治的アプローチによって、停戦の中で自らの目的を考え、各地を攻撃しているとしてロシアとシリアを非難しています。

シリアの状況が複雑になり、反体制派とその支持者が停戦を悪用しているのではないかという疑いが存在する中、国際社会は国連安保理決議の枠内で、シリアの5年に及ぶ危機を解決しようとしています。

シリアの停戦樹立とスイス・ジュネーブでの和平会議の開催は、シリア危機の政治的解決の前段階です。安保理決議が実施されれば、次はシリアの選挙が実施される番であり、シリアの人々は完全に自由な雰囲気の中、恒常的な安全のもとで、国やアサド大統領の将来を決定します。

シリアの和平決議における過程は、論理的で、シリア問題に影響を及ぼす国も認めるものですが、国内外の関係者の見解の違いがこの国の危機の解決を困難にしています。デミストゥラ・シリア特使はシリア情勢の複雑さについて指摘していますが、これはシリア情勢の異なった解釈、シリア危機の解決策の実施に対する関係者の異なった見解から出てきたものです。