WHO、イエメンでのコレラの蔓延について警告
6月 12, 2017 19:46 Asia/Tokyo
WHO・世界保健機関が、イエメンでの人道状況について警告し、同国でコレラにより、860人が死亡したことを明らかにしました。
WHOは、これまでに、イエメンの20の州で、11万6700件のコレラ感染例が確認されているとしています。
この報告によりますと、イエメンでのコレラの犠牲者のうち46%が15歳未満の子供となっています。
また、貧困と不正を根絶するための持続的な支援・活動を100カ国以上で展開している団体オックスファム・イギリスは最近、イエメンでは、ほぼ1時間ごとに一人がコレラに感染しているとしました。
サウジアラビアは、2015年3月から、イエメンを攻撃し、これにより、イエメン人1万2000人が死亡、数万人が負傷し、多数の人々が難民となっています。
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